ルクセンブルクを代表する品種、オーセロワ100%のワイン。
オーセロワはフランスでは主にアルザス、ロレーヌ地方で栽培されている品種ですが、
しとやかで個性を主張するタイプの品種ではないので、
ブレンド用として扱われることが多く、単一品種からのワインはほとんどありません。
しかし、ルクセンブルグでは代表的な白ワインとしてほぼ全てのワイナリーでオーセロワ100%のワインを造っています。
モーゼル川沿いの南向きの急斜面で栽培されたものは素晴らしい香りと味わいを持ち、
ルクセンブルグでは、アイデンティティーを表す大切な品種とされています。
フローラルで華やかな香り。果実味、旨味を伴った苦味、フレッシュな酸のバランスがとてもいいです。
香りには甘さを感じるが、味わいは辛口に仕上がっています。
豊かなミネラルを感じ、全体としてバランスのとれた柔らかな印象のワインです。