今回は知っているようで知らないような、ワインを飲むときのマナー(基本編)をご紹介します。
もちろん、楽しく飲むのが一番大切なので、マナーに縛られず、TPOに合わせて好きなように飲んでいただいて大丈夫です。
でも、一応、知っていると、高級店でワインを飲むときにもちょっと安心・・・くらいの感覚で大丈夫です。
◆1 女性がお酌?
「ワインは男性が注ぎます」
男性が注ぐ、女性はサービスを受ける。レディファーストが徹底しているヨーロッパではワインもビールも男性が注ぎます。日本でも、ワインをタイミングよく注ぐのは男性の役目です。
◆2 ワインを注いでもらっているとき
グラスを持って差し出す必要はありません。テーブルの上に置いたままにしましょう。
◆3 ワインはどこまで注ぐの?
グラスになみなみと注いでしまうと、ワインの香りが逃げてしまいます。
ボウルの1/3〜1/4を目安に、ボウルの一番ふくらんでいる部分より少し少ない部分まで注ぐのが適切量です。
◆4 注ぎ足しのタイミング
グラスが完全に空になる、ちょっと手前で注ぐのがスマートです。
グラスにある程度の量が入っているほうが香りを感じやすいので、適切な量に戻すイメージで注ぎ足してあげましょう。
◆5 乾杯の時にグラスはぶつけていいの?
ワイングラスは繊細なので、ビアジョッキのようにぶつけるとヒビが入ったり割れたりする危険性があります。
そのため、ワイングラスではぶつけずに乾杯するのが基本マナー。ワインを顔の高さに持ち上げ、目を合わせながら乾杯、といいましょう。
しかし、大切なのは相手とワインを楽しむこと。
相手がグラスを差し出してきた場合は、お互いのグラスを軽く優しく合わせ乾杯しましょう。